スタッド愛に溢れている筆者です。しかし平等に扱う必要もある悩ましい回です。

というわけで、今回はセブンスタッドです。ここで第壱夜にあわせて、今日の内容説明をばっさり。

1)基本ゲーム
→下記に記載します。
2)ベット方法
→一般的に、リミットが多くプレイされています。ハイはポットリミットも採用されますが、オマハと比べると圧倒的にリミットゲームが行われているゲームです。
3)エクストラルール
→セブンスタッドもエクストラルールを追加するケースは少ないです。
4)勝利条件
→セブンスタッドはハイ、ロー、ハイローが行われます。この中でローのみを行うセブンスタッドを「ラズ(RAZZ)」と呼びます。
5)ジャッジ方法
→基本はカードトークです。ハイローはコイントークにすることで最後の読み合いが深くする必要があるので、よりスリリングなゲームを楽しむことができます。

基本

セブンスタッドはコミュニティカードはなく、プレイヤーが使用できるカードはすべてプレイヤー毎に異なります。このプレイヤー毎にオープンカードもボードと呼びますが、他にもストリートとも呼ばれています。各プレイヤーはハンドカードと、自分の前にだされるオープンカード(ストリート)を使用して手役を作成します。

テキサスと大きく異なる点が以下の2点です。

  • スタートハンドは2枚配られますが最終的に1枚追加されるので合計4枚になります。
  • プレイヤーは、ハンドカード3枚、ストリート(ボード)4枚の計7枚中5枚を使用します。
  • ボードは1枚ずつオープンされるため、ベットラウンドはテキサスより多くなります。
  • 他のプレイヤーのボードカードは使用することができません。

上記ルールによって変化するのは、見えるカードの枚数がテキサスとは比べものにならないくらい多くなるということ。またスタートカードはオープンをふくめて3枚あるため、一般的に3枚が有機的に組み合わさってなければ参加しにくいため、参加ハンドは少なくなる傾向になります。

ゲーム進行

ゲームの進行方法はテキサスホールデムと異なります。

プリフロップ(3rdストリート)

ディーラーの左隣から各プレイヤーに2枚ずつカードが配られた後、1枚ずつオープンカードが配られます。この状態で
ハイ→オープンカードが最も低い人(一番下はクラブの2)
ロー→オープンカードが最も高い人(一番上はスペードのK)
ハイロー→オープンカードが最も低い人(一番下はクラブの2)
からプレイを行います。(同じ数字のプレイヤーがいる場合はスーツ順となります(上からスペード、ハート、ダイヤ、クラブ)

一般的にスタッドはディーラーの左から常に配られます。ルールによってディーラーボタンを使用している場合は、ディーラーボタンの隣から配るケースもありますが、一般的にルールを提示されていない場合は、ボタンがあってもディーラーの左から配るのが通例となっています。

最初にプレイするプレイヤーは強制ベットとなりブリングイン(SB)かコンプリート(BB)のどちらかを置かなければなりません。以下、時計回りにアクションを行います。

最初のプレイヤー以降は、ブリングインにコールすることもコンプリートにレイズすることもできます。テキサスホールデムにおけるブラインドプレイヤーを、ゲームごとにオープンカードで選ぶというイメージです。

4thストリート

3rdストリートで残ったプレイヤーにオープンカード1枚ずつ追加しベットラウンドとなります。ベット順番は、3rdストリートと逆になり、
ハイ→オープンカードが最も高い人(一番上はスペードのK)
ロー→オープンカードが最も低い人(一番下はクラブの2)
ハイロー→オープンカードが最も高い人(一番上はスペードのK)
からアクションを行います。最も高い人を選択するのはポーカーの役になるのでワンペアがある場合はペアが優先になります。同じ数字の場合はディーラーから左側で最も近いプレイヤーからとなります。

ややこしい話ですが、スタートプレイヤーの決め方はこのようになります。

  • 基本的にラズ(ロー)はノーペアで低いプレイヤーからになります。ペアがある場合はノーペアが強いと判断されます。この場合、オープンカード567の人とA28の人がいた場合、ローは数字の高いほうから見るため、A2と低いカードを持っている方が強くみえますが、ロー順番としては7ローと8ローとなるため、765のプレイヤーが先になります。
  • ハイおよびハイローはハイカードからになります。同じハイカードだった場合はセカンドで判定しますが、同じ数字のペアがいた場合はキッカーは見ません。ディーラーから時計回りに近いプレイヤーがファーストプレイヤーになります。
5thストリート

4thストリートで残ったプレイヤーにオープンカード1枚ずつ追加しベットラウンドとなります。ベット順番は、4thストリートと同じです。

6thストリート

5thストリートで残ったプレイヤーにオープンカード1枚ずつ追加しベットラウンドとなります。ベット順番は、4thストリートと同じです。

7thストリート

最後のカードはオープンカードではなく、プレイヤーに裏向きに配られます。そのため、アクション順は6thストリートと同じ順番になります。

ベットアクション終了後、勝利判定を行ってゲーム終了です。

こぼれ話

オマハと比較すると長くなってしまいました。ちなみにセブンスタッドの場合、ボードの数でアクティブプレイヤーの人数が分かるため、プレイヤー数をディーラーがコールしないほうが一般的です。また、人数をコールするときに「XXX players」の他に、ボードをstreetと表現することから「XXX ways」と言ったりします。おしゃんですね。

また、ディーリングにおいて、プレイヤーのオープンカードを出すときは日本ではわりときっちり揃えて出すのが一般的です(オープンカードは両インデックスが見えるように右から左下にオープンカードをつけていきます)が、アメリカのリングやトーナメントでは、わりとぞんざいなディーラーが多く、プレイヤーが自分で揃えたりします。